信夫文知摺(しのぶもちずり)と松尾芭蕉
福島市指定 史跡名勝 文知摺観音(もちずりかんのん) 11月6日(土)
信夫文知摺(しのぶもちずり)とも言われます。
この地は信達札所第二番目の霊地であり、
また文知摺石(もちずりいし)をめぐる伝説の地としても古くから市民に親しまれてきた所です。
かつて都人達が歌枕として詠じ、芭蕉が奥の細道行脚に立ち寄り
正岡子規や墨客小川芋銭も足を運びました。
信夫文知摺(しのぶもちずり)の入り口でお出迎えしてくれえるのが、
由緒が分からぬと言われる「甲剛碑」
書いてある文字がなんとも素敵な感じです♪
甲剛の古字体であるとされており、意味は不明らしい。。(;一_一)
この文字は北斗七星を意味するのではないかとも言われているそうです。。。(・・?
なんとも怪しげな碑なのですね~~(#^.^#)
何でここにあるのでしょうねっ??? (笑)
信夫文知摺は松尾芭蕉が訪れた地としても知られます。
芭蕉は「信夫文知摺」に期待してこの地を訪ねたのですが、
実はとうの昔に途絶えており、そして詠んだ句だそうです。
早苗とる 手もとやむかし しのぶ摺
(さなえとる てもとやむかし しのぶずり)
<句意>
早乙女たちが苗代で)早苗を取っている手つきは、
昔しのぶ文知摺を摺りそめた手つきをしのばれることであるよ。
~~三省堂・新明解シリーズ「奥の細道」(桑原博史監修)より
こちらは(↓)正岡子規の句碑で~~す(#^.^#)
涼しさの 昔をかたれ 忍ぶずり 正岡子規
この地には文知摺石(もちずりいし)をめぐる哀しき恋の伝説があります。(@_@。。。
・・・こちらは後日にアップしたいと思っています。
by bluebrops_angela | 2010-11-08 07:07 | 松尾芭蕉